2026年お盆のUターンラッシュ予測記録|渋滞ピークと回避ルートの見方

2026年お盆の上り渋滞予測で8月14日・15日に注意を促す高速道路のイメージ スマホ・PC・ネット

2026年お盆の事前予測では、全国の上り線は8月14日・15日が混雑の中心で、10km以上の渋滞回数は15日が最多の45回でした。
対象は2026年8月7日~16日です。
すでに終了した期間の予測記録であり、実際に発生した渋滞の集計や、これから出発する日の予測ではありません。

道路・地図の画像はイメージで、実際の経路案内図ではありません。

いま帰宅経路を決める場合は、利用日の予測と直前の交通情報を使います。
全国のピーク日だけでなく、自分が渋滞地点を通る時刻まで見ると、日程を変えられなくても比較できる選択肢が見えてきます。
まず現在の計画に使う見方を説明し、その後に当時の地域別・路線別の数値を残します。

これから移動する人は、利用日・方向・通過時刻から決める

Uターンラッシュは、帰省先や行楽地から都市方面へ戻る交通の集中を指します。
高速道路の「上り」は路線ごとに決まっており、東向き・北向きなどの方角だけでは判断できません。
出発ICと到着IC、利用路線、進行方向を先に書き出すと、逆方向の予測を読むのを避けられます。

  1. 移動する年月日と経路を決め、その日の予測を開きます。
    2026年お盆の表を、別の連休や翌年へ流用しません。
  2. 予測の先頭地点・渋滞時間帯・ピーク時刻を読みます。
    家を出る時刻ではなく、休憩も含めてその区間へ到達する時刻と照らします。
  3. 日付を変えられなければ、出発を前後に動かした案を作ります。
    睡眠や休憩を削らずに実行できるかも見ます。
  4. 出発直前に事故・通行止め・工事規制・天候と、情報の表示時刻を確認します。
    状況が変わっていれば、利用可能な経路で所要時間と休憩先を比べ直します。

例えば、渋滞の先頭を18時ごろに通る計画なら、単に「朝出発する」と決めるだけでは足りません。
そこまでの走行と食事・トイレ休憩を合計し、何時にその区間へ入る見込みかを確かめます。
到着期限があるなら、遅延を見込んでも間に合うかまで考えてください。

安全に停車した車の外で現在の交通情報を確認する男性のイメージ

現在の情報を開き、時刻と規制を確かめる

日本道路交通情報センター(JARTIC)の道路交通情報では、高速・都市高速・一般道路の情報を24時間、5分更新で提供すると案内しています。
利用する地域と道路を選び、表示時刻と、予定区間の渋滞・事故・通行止めを見ます。
情報停止の案内があれば、その範囲も確認してください。

道路会社のサービスも使えます。
東日本はドラとら、中日本はiHighway中日本、西日本はアイハイウェイ、本四方面の予測はJB本四高速が案内しています。
ドラとらがメンテナンス中のときは、画面で案内されるJARTICへ切り替えられます。
一つの画面が開けないからと古い予測で判断せず、道路会社のお知らせや別の公式案内を使います。
各窓口は末尾にまとめています。

運転者は走行中にスマートフォンを操作しないでください。
同乗者に確認を任せるか、SA・PAなど安全に停車できる場所で見直します。
新しい情報が気になっても、路肩へ止まって経路を調べるための案内ではありません。

自宅を出る時刻だけでなく混雑地点を通る時刻と休憩を考える家族の4コマ漫画

2026年お盆の予測記録|回数のピークと最長渋滞を分けて読む

全国版では、対象10日間の10km以上の交通集中渋滞を436回、下り188回・上り248回と予測していました。
予定されていた長期工事による渋滞予測も含みますが、事故による渋滞はこの予測とは別です。
下りの山は8月8日・13日、上りは14日・15日です。
予測は過去の実績や最近の交通状況をもとにしたもので、実際の事故や天候で変わります。
次の表は、そのうち帰宅日を比べるための8月10日以降の記録です。

2026年8月の日付下り10km以上上り10km以上
10日(月)13回18回
11日(火・祝)18回24回
12日(水)22回20回
13日(木)29回25回
14日(金)18回39回
15日(土)12回45回
16日(日)4回14回

上りの回数は15日が最も多く、16日は14回へ減る予測でした。
ただし、14回はゼロではありません。
中央道では11日にも長い上り渋滞が予測されており、全国の山より前の日なら、どの路線も空いていたという読み方はできません。

「回数」は10km以上になる渋滞がいくつ予測されたか、「長さ」は一つの渋滞が最大何kmに延びるかです。
当時の上りで最長は、15日の関越道・坂戸西スマートIC付近の40kmでした。
全国で渋滞が多い日と、自分の経路で最も影響が大きい日時を分けて考える必要があります。

地域によってピーク日は違っていた

予測の対象下りの主なピーク上りの主なピーク
全国8月8日・13日8月14日・15日
NEXCO東日本8月12日・13日8月14日・15日
NEXCO中日本8月8日・9日8月14日
NEXCO西日本8月13日8月15日

中日本は上りの14日、西日本は15日を中心としていました。
東北から関東へ戻る旅程と、関西を通る旅程では、使う路線も混雑の時間も異なります。
全国の傾向をつかんだら、地域版から実際の道路へ絞り込むための表です。

当時、東日本版は上りの利用候補としてお盆最終日を案内していました。
日程をずらす場合も、混雑の減少だけでなく、追加の宿泊費や翌日の予定を比べます。
今後の旅行で同じ方法を使う場合は、その年・その期間の予測で検討し直してください。

2026年お盆の上り渋滞予測を示す高速道路のイメージ

8月14日・15日の主な上り予測|先頭地点・長さ・時間帯

以下は2026年の全国版別紙1に掲載された、最大25km以上の上り渋滞から、14日・15日を抜き出したものです。
ピーク時刻は混雑が最大になる時刻、時間帯は渋滞が続くと予測された範囲です。
ピークの1時間だけ外せば解決するとは限りません。

日付・道路・先頭地点最大長・ピーク・予測時間帯
8月14日・東北道
加須IC付近
30km/18時
15~22時
8月14日・関越道
坂戸西スマートIC付近
35km/17時
14~23時
8月14日・中央道
小仏トンネル付近
25km/16時
13~24時
8月15日・東北道
加須IC付近
35km/17時
14~22時
8月15日・常磐道
日立中央IC付近
25km/17時
14~21時
8月15日・関越道
坂戸西スマートIC付近
40km/18時
14~24時
8月15日・中央道
小仏トンネル付近
30km/16時
13~24時
8月15日・名神
大津IC付近
25km/9時
7~20時

関東の上りは午後から夜の予測が目立ちますが、名神・大津IC付近は朝9時が最大長のピークで、渋滞の時間帯は7~20時でした。
「夕方を避ける」という全国一律の対策では、この朝の混雑を避けられません。

東北道では15日の加須IC付近が35km・17時のピーク予測でした。
東北方面を昼食後に出発しても、出発地や休憩によっては夕方の混雑に重なります。
「昼に出るから早い」と考えず、加須IC付近を通る時刻まで見積もる例として読んでください。

関越道|15日は藤岡JCTを通る時刻で比較

坂戸西スマートIC付近の40km予測について、別紙2の回避例は藤岡JCT→鶴ヶ島ICを対象としています。
藤岡JCTを18~19時ごろに通過する場合は約1時間30分、14時より前または翌0時以降なら約30分程度という予測でした。

見ているのは自宅の出発時刻ではなく、藤岡JCTの通過時刻です。
夜間へずらすと睡眠や疲労の負担が増えるなら、数字上の短縮だけで深夜走行を選ばず、別の日や途中の宿泊も検討します。

中央道|14日・15日だけでなく11日にも長い上り予測

小仏トンネル付近では14日に25km、15日に30kmを予測していました。
山の日の11日にも30kmの予測があり、回避例では大月IC→八王子JCTのピークを14~21時、約2時間としています。
大月ICを11時より前または翌1時以降に通過する場合は約25分という予測でした。

小仏トンネルは長い上り坂とトンネルが重なる地点です。
予測の時間帯を見ていても、実際の事故・規制が加われば変わります。
過去の通過経験だけで「この時間なら大丈夫」と決めないでください。

名神|15日は朝から夜までの長い混雑を想定

大津IC付近について、回避例の対象は高槻JCT→大津ICです。
高槻JCT通過の9~18時は約1時間45分、7時より前または20時以降なら約20分という予測でした。
最大長のピークが9時でも、所要時間の大きい状態が短時間で終わるわけではないことが分かります。

全国版の別紙1は渋滞区間の所要時間、別紙2は回避例で設定したIC・JCT間の所要時間を示しています。
同じ先頭地点でも対象区間が違うため、例えば別紙1の関越道約80分と回避例約90分、名神約100分と回避例約105分は、そのまま誤差や矛盾として比べられません。
起点・終点と通過時刻をそろえて読みます。

地域と路線で異なる混雑ピークを考える道路分岐のイメージ

回避ルートは、現在の所要時間・規制・休憩先を同じ条件で比べる

検討の順番は、日付の変更、同じ日の通過時刻の変更、その次に代替経路です。
予定を動かせないときは、まず高速道路同士の選択肢を比べます。
渋滞の赤い線を見て、直ちに最寄りICから一般道へ降りるという判断を避けられます。

東京~仙台方面|東北道と常磐道

当時のNEXCO東日本版は、東京~仙台方面の移動でE6常磐道の利用も案内していました。
ただし、常磐道なら必ず速いという意味ではありません。
実際の出発地・目的地を同じにし、事故・規制、合計所要時間、距離と休憩先を東北道経由と比較します。
15日には常磐道でも日立中央IC付近の渋滞を予測していた点は上の表のとおりです。

山陽道が混雑するとき|中国道

NEXCO西日本中国支社は、日程調整で避けにくい場合や当日の予想外の渋滞で、E2A中国道への迂回が早くなる場合があると案内していました。
距離が長くなることもあるため、短い区間だけの表示で決めず、目的地までの合計時間と燃料・休憩を含めて考えます。

栗東・名古屋方面へ|名神と京滋バイパス

別紙2は、大津IC・SAの分合流や手前のトンネルでの速度低下を説明し、大山崎JCTでE1名神とE88京滋バイパスの交通情報を比較する方法を案内しています。
固定の抜け道として選ぶのではなく、その時点の図形情報板や公式情報を経路選択に使います。
分岐を通り過ぎたら急に進路を変えず、その先で安全に経路を組み直してください。

停車中の車内で二つの経路の所要時間を比較するイメージ

一般道へ降りるか迷ったら

状況比べる内容・避ける判断
予測は混雑でも、現在は大きな渋滞なし予定経路を基本に、時刻の合う現在情報を見る。予測だけで遠回りを決めない
別の高速経路がある起点・終点・出発時刻を合わせて合計所要時間と規制を比較
事故や通行止めが発生公式の規制・迂回案内を確認。SNSの一投稿だけで進路を決めない
一般道が候補降りた先から再流入・目的地までの混雑、信号、市街地や山道、料金も含める
子ども・高齢者と移動トイレ、体調、休憩施設と運転の負担を、数分の短縮より先に考える

出口までの短い区間が空いていても、その先や高速へ戻る入口が混雑していれば、全体では遅くなることがあります。
ルート検索では出発IC・到着ICと予定日時をそろえ、表示された経由地と総所要時間を見ます。
安全に通れる代替経路を決めたら、同乗者と休憩予定も共有してから再出発します。

出発前に荷物と時刻を確かめる家族のイメージ

早く帰る計画より先に、休憩と安全を確保する

渋滞に入ると、次のSA・PAまでの数十kmにも時間がかかります。
燃料やEVの充電量を見て、最初の休憩先と、そこが混んでいる場合の予備を決めておきます。
飲み物を用意し、混雑区間の手前でトイレを済ませ、疲れ切る前に休む計画にしてください。

SA・PAの駐車場自体も混雑します。
NEXCO西日本中国支社の案内では、「満」は駐車待ちの車列がある状態、「混」は駐車マスを探すのに少し時間がかかる程度を目安としています。
表示と現場の誘導に従い、休むために無理な割り込みをしないようにします。
全席シートベルトを着け、眠気や体調不良があれば所要時間より休憩を優先します。

サグでは、速度低下が後ろへ伝わる

サグは、下り坂から上り坂へ変わるような勾配の変化する場所です。
上り坂に気付かず少し速度が落ち、後続車がブレーキを踏む動きが連なると、事故がなくても渋滞になります。
坂戸西スマートIC付近についても、当時の資料がサグでの速度低下を説明しています。

標識や前方を見て、道路状況・制限速度に合わせて走ります。
渋滞をなくそうとして無理に加速するのではなく、十分な車間距離を保ち、不要なブレーキやむやみな車線変更を減らすという考え方です。

渋滞末尾と、分岐を間違えた場合

止まった車列の末尾へ高速のまま近づかないよう、前方と道路情報板を見ます。
NEXCO西日本は渋滞後尾でハザードランプを点灯し、後続車へ合図するよう案内しています。
車間距離を保ち、急な車線変更を控えてください。

高速道路でUターンやバックをしてはいけません。
出口や分岐を間違えても、その場で戻ろうとせず進行方向を守ります。
「Uターンラッシュ」の言葉は帰省先から戻る流れを指し、道路上で方向転換する行為ではありません。

当時の休日割引除外日と、現在の料金確認

2026年お盆では、通常なら土日祝に当たる8月8日・9日・11日・15日・16日に休日割引が適用されませんでした。
15日から16日へ移しただけで割引が使える条件ではなかったことも、当時の計画を読む際の注意点です。

これからの日程を比較する場合は、その年度・利用日の公式な割引条件と、車種・入口・出口・時刻をそろえた料金を見ます。
混雑回避で経路を変える場合も、所要時間だけでなく料金差、追加の走行と休憩、宿泊の負担まで合わせて判断します。

まとめ|過去の予測は記録として、出発には利用日の情報を使う

2026年お盆の上りは14日・15日が中心で、15日の45回、関越道の最大40kmが予測されていました。
地域や道路によって時間帯は違い、名神では朝から長い混雑を見込んでいました。

現在の計画では、年月日・道路・方向を決め、混雑区間を通る時刻を比べます。
出発前に事故・規制・情報時刻を見て、安全に走れる経路と休憩先を決めてください。
運転中の操作や、睡眠を削ってまでの時刻変更で短縮を目指さないことが大切です。

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参考資料