家族のLINEが埋もれる?ピン留めの使い方と解除

家族のトークを一覧の上部へ固定するイメージ。実際のLINE画面ではありません スマホ・PC・ネット

家族にLINEを送ろうとしたら、公式アカウントのお知らせやグループの新着が並び、いつものトークが見つからない。
そんなときは、「ピン留め」でよく使うトークを一覧の上部に固定できます。

操作は、iPhoneならトークの行を右へスワイプ、Androidなら長押ししてピン留めを選ぶだけ。
家族のグループや仕事の連絡先を、開きたいときに探しやすくなります。

ここではスマートフォンでの設定と解除を中心に、並び替えとの関係、トーク内の「アナウンス」との違いを説明します。
画面の案内は、2026年11月5日に確認したLINEの公式ガイドとヘルプをもとにしています。

LINEのピン留めは、よく使うトークを上部に置く機能

ピン留めは、トークリストに並んでいるトークルームそのものを上部へ固定する機能です。
トークリストとは、家族、友だち、グループなどとの会話が並ぶ一覧のことです。

「受信時間」で並べている一覧では、新しいメッセージが届いたトークが上へ移動します。
そのため、今日はまだ会話していない家族のトークが、お店のお知らせなどに押されて下へ移ることがあります。

ピン留めしておくと、こうした新着の多さに埋もれず、一覧の上部から開けます。
家族にひと言送りたいだけなのに、先にセール情報を何件も通過する。
そんな小さな遠回りを減らすための設定です。

対象は、友だちとの1対1のトークだけではありません。
グループ、LINE公式アカウント、オープンチャットも固定できます。
お店の予約や問い合わせでよく使う公式アカウントなら、そちらをピン留めする使い方もできます。

固定するのは一覧での表示位置です。
あとから読みたい文章や集合場所など、会話の中の一つのメッセージを上に残す場合は「アナウンス」を使います。
詳しい使い分けは後半で紹介します。

家族の会話を閉じ、トーク一覧へ戻ってピン留めを操作する女性の2コマ漫画

iPhoneでLINEのトークをピン留めする方法

iPhoneでは、一覧に並んだトークの行を右へ動かします。
会話を開いてから操作する必要はありません。

  1. LINEの「トーク」を開きます。
  2. 画面上部に「友だち」と「トーク」のタブがある場合は、「トーク」を選びます。
  3. 固定したい相手やグループの行に指を置き、右へスワイプします。
  4. 表示されたピンの形のマークをタップします。
  5. トークにピンのマークが付き、一覧の上部へ移ったことを確認します。

スワイプは、指を画面に触れたまま横へ滑らせる操作です。
今回は左から右へ動かします。
上下にスクロールする動作とは方向が違うので、トークの名前や最新メッセージがある行を、横へ動かすつもりで操作してください。

同じ操作の周辺には、通知を切り替えるマークもあります。
押すのはピンの形です。
通知のマークと迷ったら、いったん指を離して表示を見てから選べば大丈夫です。

操作後は、一覧の上のほうに対象のトークがあるか、ピンのマークが付いたかを確認します。
開いて使い始めるときは、相手やグループの名前も見て、目的のトークか確かめてから入力します。
別のトークを固定していた場合も、次の解除手順で戻せます。

AndroidでLINEのトークをピン留めする方法

Androidでは、トークの行を長押ししてメニューを出します。
iPhoneの右スワイプとは操作が異なります。

  1. LINEの「トーク」を開きます。
  2. 画面上部に「友だち」と「トーク」のタブがある場合は、「トーク」を選びます。
  3. 固定したい相手やグループの行を長押しします。
  4. 表示されたメニューで「ピン留め」をタップします。
  5. 対象のトークが一覧の上部へ移ったことを確認します。

長押しは、一度触れてすぐに離すタップよりも、少し長く指を置く操作です。
会話が開いたときは一覧へ戻り、相手の名前がある行を長押しします。

また、トークルームの中にあるメッセージを長押しすると、文章に対する別のメニューが出ます。
相手やグループの名前が縦に並んだ一覧で操作することが、この手順の確認点です。

設定時には「ピン留め」、すでに固定したトークを操作したときには「ピン留め解除」が表示されます。
表示が説明と違うと感じたら、すでに設定済みかどうかも見てみてください。

パソコン版では、トークルームを右クリックする

パソコンで操作する場合は、左側の「トーク」から一覧を開き、固定したいトークルームを右クリックします。
「トークルームをピン留め」を選び、一覧で対象を開きやすくなったか確認します。
解除は同じトークルームを右クリックし、「トークルームのピン留め解除」です。
スマホのスワイプや長押しをパソコンで探す必要はありません。

ピン留めを解除して、通常の並びへ戻す方法

固定する必要がなくなったトークは、ピン留めだけを解除できます。
旅行や行事の連絡用グループなど、用事が終わったら上部から外す使い方に向いています。

iPhoneは、もう一度右へスワイプする

  1. トーク一覧で、解除したいトークの行を右へスワイプします。
  2. ピン留め解除のマークをタップします。
  3. トークのピンマークが消えたことを確認します。

Androidは「ピン留め解除」を選ぶ

  1. トーク一覧で、解除したいトークの行を長押しします。
  2. メニューから「ピン留め解除」をタップします。
  3. ピン留めが外れたことを一覧で確認します。

解除するために「削除」や「非表示」を選ぶ必要はありません。
目的が「上部への固定をやめたい」だけなら、ピン留め解除を使ってください。
似た場所にある別の項目を押さないよう、項目名を確認します。

解除後は、選んでいる並べ替えに応じた位置へ戻ります。
「受信時間」で並べていて、そのトークのメッセージが新しい場合は、解除しても上のほうに残ります。
位置があまり変わらないときは、ピンマークが消えたかを確認すると分かりやすくなります。

反対に、しばらくやり取りしていないトークは下のほうへ移ります。
解除直後に見つからなくなった場合は、画面上部の検索から相手やグループの名前を探せます。

どのトークをピン留めすると使いやすい?

選ぶ基準は、メッセージの多さよりも「探さずに開きたいか」です。

家族や仕事など、よく開くトークを選ぶ考え方を表すカードのイメージ

最初から何人も選ぶ必要はありません。
家族のグループなど、毎回探しているトークを一つ固定し、必要に応じて増やすと使い方がつかめます。

たとえば、次のようなトークが候補になります。

  • 帰宅や食事の連絡をする家族のグループ
  • 予定の確認や相談で、よく開く相手とのトーク
  • 進行中の仕事について連絡するグループ
  • 旅行や集まりが終わるまで頻繁に確認するグループ
  • 予約内容などを繰り返し確認する公式アカウント

これは選び方の例で、全部を固定する必要はありません。
毎日使うトークと、用事がある間だけ使うトークを思い浮かべると、候補を絞れます。

連絡の回数が少なくても、こちらから開くたびに名前を探している相手なら、ピン留めが役立ちます。
一方、たくさん固定すると、その上部の中でまた探すことになります。
「大事だから全部」と増やすより、よく開くものを残すほうが見つけやすくなります。

とくに期間限定のグループは、用事が終わったときに解除しておくと、次に必要な連絡先の場所を確保できます。

ピン留めしたトークの順番と、並べ替えの関係

ピン留めは、よく使うトークを上部へ置く設定です。
一覧全体の見方を変えたい場合には、「並べ替え」も利用できます。

スマートフォンのメイン端末には、次の三つの並べ替えがあります。

  • 受信時間:受信日時が新しいトークから表示します。
  • 未読メッセージ:未読があるトークを上部にまとめます。
  • お気に入り:お気に入り登録した友だちやグループのトークを上部にまとめます。

スマートフォンのメイン端末では、「トーク」を開き、画面上部の「トーク」をタップして選びます。
「友だち」タブを開いていた場合は、「トーク」へ切り替えてから、上部の「トーク」をもう一度タップします。
「トーク▼」と表示される画面では、その項目から開きます。

「お気に入り」順を選んだ場合も、ピン留めされたトークが優先されます。
お気に入りに登録したトークは、その次に表示されることが公式ヘルプで案内されています。

ここで気になるのが、「家族を必ず1番目、仕事を必ず2番目にできるか」という細かな順番です。
今回確認した公式案内には、ピン留めしたトーク同士の順番を自由に指定する手順はありませんでした。

トークフォルダーを利用している場合は、フォルダーごとにピン留めを利用できます。
「さっき見た位置と違う」と感じたときは、開いているフォルダーが同じかも確認してください。

ピン留めすると相手に分かる?通知の設定は?

トークリストのピン留めは、自分がトークを探しやすくするための整理機能です。
設定・解除時の相手への通知について、確認した公式ガイドには説明がありません。

また、自分のトーク一覧を人に見せたり、画面のスクリーンショットを共有したりすると、上部に並ぶトークやピンマークが見える場合があります。
見せたくない相手の名前などがあるときは、画面を共有する前に表示範囲を確認してください。

自分に届く通知のオン・オフは、別に確認する

家族のトークを上部へ固定することと、新着メッセージの通知を受け取ることは、別々に設定します。
トークは見つかったものの着信に気づけない場合は、そのトークの通知設定を確認します。

トークルームを開いて右上のメニューへ進むと、通知のオン・オフを切り替えられます。
通知を受け取りたいときに「通知オン」と表示されていれば、その項目でオンにします。
トーク一覧に通知オフのマークが出ていれば、そのトークは通知オフの状態です。
切り替えた後は一覧へ戻り、通知オフのマークが消えたか確かめます。

たとえば、お店のお知らせは時間があるときに読みたいなら、そのトークの通知をオフにする選択があります。
家族との連絡は通知を受け取りたいなら、家族のトークの通知状態を確認します。
一覧の見つけやすさと、通知を受け取るかどうかを、それぞれ自分の使い方に合わせると整理しやすくなります。

トーク内の「アナウンス」とは何が違う?

LINEでは、メッセージを上部に残す「アナウンス」も、説明の中でピン留めと呼ばれることがあります。
固定する対象と場所が異なります。

  • トークリストのピン留め:相手やグループとのトークルームを、一覧の上部へ固定します。
  • アナウンス:送受信したメッセージなどを、そのトークルーム内の上部へ表示します。

家族のグループをすぐ開きたいならピン留め、グループの中で集合場所を見つけやすくしたいならアナウンス、と使い分けられます。

集合場所を示す紙を囲み、連絡事項を共有する成人3人のイメージ

アナウンスを使うときは、トークルームを開き、残しておきたいメッセージを長押しして「アナウンス」を選びます。
設定後はトーク上部に内容が出たかを見て、集合日時や場所が意図したメッセージと合っているか読み直します。

こちらは、トークのメンバーに案内を共有するための機能です。
グループで決まった集合場所や連絡事項など、ほかの人にも見つけてもらいたい内容に向いています。
自分の一覧を整理するピン留めと同じつもりで、私的な目印として設定しないようにしてください。

二つは目的に応じて使い分けられます。
入口に当たるトークルームを開きやすくするのがピン留め、開いた先で大切な案内を見つけやすくするのがアナウンスです。

ピン留めができない・表示されないときの確認点

操作している画面を確認する

相手のプロフィールや、会話のメッセージを開いていないか確認します。
設定する場所は、トークルームが並ぶ一覧です。
上部に「友だち」と「トーク」の切り替えがある画面では、「トーク」を選んでから操作します。

メッセージの長押しで「アナウンス」が表示された場合は、会話の中を操作しています。
一覧へ戻り、相手やグループの行を操作してください。

iPhoneとAndroidの操作を取り違えていないか確認する

iPhoneは右へスワイプ、Androidは長押しです。
別の機種の説明を見ながら操作していると、同じメニューが出ずに迷うことがあります。

Androidで「ピン留め解除」が出るときは、すでに固定されています。
新しく設定する項目を探し続ける前に、一覧の上部とピンマークを確認します。

トーク自体が見つからないときは検索する

LINEの「トーク」で、画面上部の検索を開き、相手やグループの名前を入力すると探せます。
同じような名前が並んだ場合は、グループ名や会話内容を見て目的のトークか確かめます。
長い一覧を何度も上下するより、名前が分かっているときに役立つ方法です。

画面構成が公式手順と大きく違う場合は、端末の種類とLINEのバージョンを控え、現在開いている画面と表示される項目を確認します。
ピン留めの項目が見当たらないという理由だけで、トークを削除したり、アプリを入れ直したりする必要はありません。

まとめ

家族や仕事のLINEがほかの新着に埋もれるときは、トーク一覧のピン留めが役立ちます。
iPhoneは右へスワイプしてピンマーク、Androidは長押しして「ピン留め」を選びます。
不要になったら同じ場所から解除できます。

まずは、いつも探しているトークを一つ固定してみてください。
会話の中の集合場所などをメンバーへ残しておきたいときには、アナウンスを使い分けると目的に合います。

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参考資料

情報確認日:2026年11月5日(日本時間)。