LINEの「ムードを分析」とは?出てこない原因と設定・使い方を順番に解説

LINEのムード分析が出てこない原因と設定を説明するイメージのアイキャッチで実画面ではありません スマホ・PC・ネット

LINEの「ムードを分析」は、最近のトークをAIが分析し、相手との関係性や会話を振り返るヒントを示す機能です。
相手の本心や恋愛感情を確定する診断には使えません。

出てこないときは、まず「Agent i全体がない」「ムード分析だけがない」「項目はあるが分析できない」のどれかを分けます。
対応端末・アプリの更新・同意と表示設定・トーク履歴・利用回数では、確かめる場所が違うためです。
アプリの削除や契約の変更から始める必要はありません。

LINEのムード分析で会話を振り返る考え方のイメージで実画面ではありません
端末の画面は説明用イメージです。実際の項目名と操作は本文の手順を参照してください。

「ない」と「使えない」を分けると、見る場所が分かります

ムード分析は、LINEのトークルームで使えるトークルームのAgent iに含まれます。
返信提案などが見えていても、ムード分析だけが見当たらない場合があります。
反対に、ボタンが表示されても、履歴や回数の条件で分析できない場合もあります。

LINEヤフーの発表では、ムード分析は2026年4月27日から提供中の機能です。
名称が似ていても、別の新機能やAgent i全体の発表日を、この機能の開始日と取り違えないようにします。

画面の状態先に確かめること次の判断
Agent iの項目全体がないPC版のサブ端末ではないか、最新版か、同意と表示設定対応端末の設定とトーク画面を見ます
ほかのAgent i機能はあるがムード分析だけないアプリのバージョン、段階的な提供の案内設定を何度も変えず、提供状況を見ます
ムード分析はあるが結果が出ない履歴の少なさ、対象機能の合計利用回数、エラー文原因に合う対処へ進みます
LINE全体で通信や表示が不安定再起動、通信、OS、空き容量一般的な不具合対策を試します

この順で見るのは、表示の問題を、回数制限の問題と取り違えないためです。
たとえば無料枠を使い切っても、「最新版にすれば回数が増える」という解決にはなりません。
反対に機能がまだ提供されていなければ、トークを増やしても表示を早められるとは限りません。

ムード分析の項目がない場合と、項目はあるが結果が出ない場合を分けて考える2コマ漫画

Agent iが見えないときは、端末・更新・設定を確かめます

スマートフォンのLINEを更新し、バージョンも見ます

公式ガイドでは、ムード分析はLINEアプリ26.6.0以上からの機能として案内されています。
ただし、現在のヘルプはAgent iを最新版で利用するよう案内しています。
26.6.0に達していれば更新不要と考えず、基本は最新版を使います。

  1. iPhoneはApp Store、AndroidはGoogle PlayでLINEのページを開きます。
  2. 「アップデート」や「更新」があれば実行し、終了を待ちます。
  3. LINEを開き、ホーム→設定→LINEについてで、実際のバージョンを見ます。
  4. 対象のトークルームへ戻り、Agent iとムード分析の表示を確かめます。

ストアで「開く」と出ていることと、記事に書かれた機能が自分のアカウントで提供済みであることは別です。
更新後も表示されなければ、同意・表示設定と提供状況を見ます。
公式ガイドの画像とボタンの位置が少し違っても、機能名を手がかりに探してください。

PC版LINEのサブ端末は対象外です。
まずはスマートフォンのメイン端末で確かめると、PC版の画面を探し続けずに済みます。
iPadなどのサブ端末では設定手順が異なるため、同じ歯車や配置だと決めつけないでください。

Agent iの情報利用への同意を考えるイメージで実際の設定画面ではありません

情報利用への同意は、内容を読んで判断します

メイン端末では、ホーム→設定→Agent i→情報利用に関するポリシーへの同意を開きます。
利用規約や情報の扱いを読んで、この機能を使う場合に同意をオンにします。

同意後は設定画面で終えず、対象のトークルームへ戻り、入力欄付近のAIアイコンやAgent iの機能を確かめます。
表示されれば、次の節のムード分析へ進めます。
表示されなければ、機能の表示設定も見てください。

同意はボタンを出すためだけの操作ではありません。
トーク情報を扱う条件への同意です。
納得できない場合は利用を始めず、通常のメッセージのやり取りを続けられます。

非表示の設定は、ほかのトークにも影響します

トークルーム下部のプラスメニューを開き、「トークルームのAgent iを表示」を見ます。
表示を変更したときは、入力欄左側の閉じるボタンを押して適用し、元のトーク画面で表示が変わったかを確かめます。

公式ヘルプは、表示をオフにすると30日間表示されず、適用中はすべてのトークルームでAgent i機能を使えないと案内しています。
一つの相手の画面だけを隠す設定だと思って切り替えないでください。

非表示と、情報利用への同意は別の項目です。
非表示にしただけでデータに関する同意まで取り消された、と判断することもできません。
利用をやめたいときはAgent iの同意設定と、表示される案内をそれぞれ確かめます。
30日の適用中に、オンへ戻せば必ず即時に復帰するとまでは、公式の説明から断定できません。

ムード分析だけがないなら、提供状況も見ます

公式ガイドには、26.6.0以上から段階的にリリースしているという案内があります。
更新や設定の条件を満たしても、家族や同僚と同じタイミングで表示されるとは限りません。

まず最新版、対応端末、同意、表示設定を見て、それでも項目がない場合は、同じ設定を何度も切り替えずに提供状況の案内を確かめます。
再インストールすれば機能が早く届く、という根拠はありません。

問い合わせる場合は、端末名、OSとLINEのバージョン、どこまで表示されるかを控えておくと状況を伝えやすくなります。
「AIアイコンはあるがムード分析だけない」と書けば、「Agent i全体がない」との違いが伝わります。
トーク本文や相手の個人情報を必要以上に添付しないようにしましょう。

トーク画面でムード分析を使う考え方のイメージで実画面ではありません

ムード分析を使う流れは、結果の読み取りまでが一組です

利用できる状態になったら、振り返りたい相手のトークルームで操作します。
公式ガイドの名称は「ムードを分析」、ヘルプの名称は「ムード分析」です。
ここでは同じ機能として説明します。

  1. 対象のトークルームを開きます。
  2. 入力欄付近のAgent iを確認し、必要ならAIアイコンを選びます。
  3. 「ムードを分析」または「ムード分析」をタップします。
  4. 分析結果が表示されたことを確かめ、会話の傾向と提案を読みます。

結果が出れば分析の操作は終了です。
ただし、表示されたことは内容が正しいという証明にはなりません。
たとえば「会話が短い」という分析でも、相手が忙しい、用件が済んだなど複数の事情が考えられます。
AIに見えない事情を除いたまま、人間関係の結論へ飛ばないことが大切です。

結果を使うなら、次のやり取りで「返事を急がせていないか」「聞きたいことを一つにできるか」といった自分の文章を振り返るきっかけにします。
AIの判断を見せて相手に同意を迫ったり、気持ちを問い詰めたりする使い方は避けましょう。

項目はあるのに分析できないときは、履歴と合計回数を見ます

少ないトーク履歴では、分析できない場合があります

公式ヘルプには、メッセージの履歴が少ないと分析できないという注意があります。
一方、今回確認したガイドとヘルプには、必要な最低メッセージ数は示されていません。

利用条件にある最大300件は、取得されるトーク情報の上限に関する説明です。
「300件送らないと分析できない」という必要条件ではありません。
件数を満たすためだけに、意味のないメッセージを送る必要はありません。

履歴の少ないトークでだけ失敗するなら、日常的にやり取りしている別の対象トークで表示を確かめると、全体の不具合かどうかを考える手がかりになります。
ただし、別の会話も分析する場合は、その情報の取り扱いを踏まえて判断してください。

Agent iの対象機能を合計して利用回数を考えるイメージ

無料の3回は、ムード分析だけの枠ではありません

利用回数は、返信提案、話題提案、ムード分析、口調変換、誤字修正、豆知識の合計です。
「ムード分析は今日まだ使っていないのに上限になった」という場合でも、先に返信提案などを使っていれば説明がつきます。

利用状況1日の対象機能の合計回数
無料利用3回
対象のLYPプレミアム会員10回
LINE AI サービス使い放題プラン会員無制限

たとえば無料利用で返信提案を2回、話題提案を1回使えば合計3回です。
ムード分析専用の3回が残っているわけではありません。
また、話題提案の「ほかの提案を見る」も回数に含まれます。
公式ヘルプの例は0時〜24時の利用を一日の枠として示しています。

10回の対象として案内されているのは、LYPプレミアム スタンダードプランとLYPプレミアム with Netflixです。
すべての名称の似た契約を一律に対象だと考えないでください。
表示がない問題と有料契約の要否も別なので、先に契約すれば直ると判断せず、現在の契約と機能の条件を見ます。

結果が出ない・LINE全体がおかしい場合の対処

表示と利用条件を満たしているのにエラーが出る場合は、まず画面のエラー文を控えます。
そのうえで、スマートフォンの再起動、通信の切り替え、OSとLINEの更新、空き容量の確認など、一般的な不具合対策を一つずつ試します。

試した後は同じトークルームへ戻り、表示やエラーが変わったかを確かめます。
ほかのメッセージの送受信も止まっているなら、ムード分析だけの問題と切り分けられます。
利用回数の上限や段階提供が原因なら、再起動を繰り返してもそれを解消する手段にはなりません。

アプリの削除は最初の対処にしません。
再インストールにはアカウントの引き継ぎとトーク履歴のバックアップの確認が関わります。
通常の対処でも改善しなければ、LINEヘルプの不具合案内を使い、端末・バージョン・エラー文・試した内容を伝えて相談します。

AIの分析だけで相手の気持ちを決めつけず、普段の会話を続けようと考える2コマ漫画

トークのデータと、分析結果の限界を知って使います

公式ガイドは、トーク履歴の分析に同意した利用者がこの機能を使えることと、トーク履歴をAIの学習には使わないことを説明しています。
ただし、学習に使わないことは、分析のためにトーク情報を扱わないという意味ではありません。

現在の利用条件では、利用するトークルーム内で送受信した最大300件のメッセージのテキストなどを、サービスの提供・維持、不正利用防止のために取得するとしています。
送受信日時など、本文以外の関連情報には別の利用目的もあります。
サービス提供に必要な範囲で、生成AIサービスの提供事業者へ関連情報が共有される場合もあります。

会社の秘密、第三者の個人情報などが含まれる場合は、利用規約だけでなく勤務先などの情報管理ルールも踏まえて判断します。
利用条件は、個人に関する情報や、許諾のない秘密情報などを入力する行為も制限しています。
「便利そうだから」と、分析のために新たな秘密情報を入力しないでください。

トークデータの取り扱いを読むイメージで実際の規約画面ではありません

相手への通知やグループ対応を、推測で決めません

検索では「相手に通知されるか」という疑問もあります。
今回確認したムード分析のガイドとAgent iヘルプには、分析を使ったことを相手へ知らせる専用通知の説明は見当たりませんでした。
ただし、送受信双方の実画面を検証したものではないため、「絶対に相手に分からない」とは断定できません。
結果の画像などを自分で共有すれば、そこから利用が伝わることもあります。

個人トークとグループトークの対応も、今回の資料だけでは明確に区分できませんでした。
対象トークの表示と公式の現行案内で確かめ、表示されないことだけで故障と判断しないでください。

AIの結果は医学的・心理学的な判断や相手の客観的評価を代わりにするものではありません。
言葉として残った会話の一面を振り返り、必要なら本人と穏やかに話すための参考として使います。

まとめ

出てこない場合は、対応端末と更新、同意・表示設定、提供状況へ。
項目があるのに分析できない場合は、履歴と対象機能の合計回数へ進みます。
結果が表示されても相手の本心を確定せず、データの条件に納得したうえで、会話を振り返る補助として使いましょう。

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